ガラクチックな最新写真屋事情
デジカメを近所の写真屋の自動プリント・マシンで出力する。写真屋の内部が一昔前と大きく変化を遂げているとは聴いていたが、けっこう驚いた。
あらゆるメディアを突っ込める装置に、ぼくの場合SONYのメモリースティックを押し込む。好きな写真を選んでスイッチを押してゆくと、最後に写真屋のオヤジが奥の出力装置から写真を束ねて持ってきて、はい、いくらいくら、デジカメはお安くなっていますよ、などと巧みに宣伝しつつ金を徴収する。確かに、安い。
普通の同時プリント時にもCD焼きサービスというのがあるのだそうで、昔、コダック社にPfoto CD一枚8000円なんて頼んでいたのが、馬鹿馬鹿しくなる時代である。CDに焼いておけば、ネガと違って焼き増しも、今日のデジカメ印刷機で一枚10円で出来てしまうんだそうである。
いつの間に、写真屋はこれほどにガラクチックになったのだろうか。ちなみにガラクチックとは、息子によると近未来的イメージなのだそうである。どこかのコミックの言葉なのか、息子の造語なのかは、未だわかっていない。