焼き鳥サッカー・セット

　朝のうちは風邪薬とビタミンを大量に放り込んでいたのに、夕方になって体調が回復。今夜は焼き鳥・サッカー・セットとしようと思い立ち、麻生にて生ビール、焼き鳥、プラス、キリンカップ、日本代表対ＵＡＥ戦のＴＶ観戦を楽しんだ。
　今日は大黒と小野伸二が光り輝いていたけれど、他の選手は、特に小笠原なんてどんよりと、ただでさえ濁った目をさらに曇らせていた印象だ。
　また坪井のところにマークを外すタイミングでパスが通り（本当に相手は技術のある選手ばかりだった）、一発を決められて負けるという試合だったけれども、坪井を戦犯にするわけにはいかないよな。裏を返せば、最後までマークについているのは、いつも坪井一人じゃないか、ということでもある。
　とりわけパスの出しどころを抑えるべきなのは、今日の場合、小笠原である。組織だった首尾が完璧な網の目を形成していないから、鋭いパス一発で試合を決定付けられる。カウンターをやる側にとっては笑いの止まらないゲームプラン通りの試合だろう。
　というわけでサッカーの終わった途端、焼き鳥・日ハムセットと化した札幌の夜なのであった。