シュンの日記なページ

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連絡網は、ずたずた

 兼ねてより、自分は緊急時に備えていないと意識はしているのだが、それでいて何も手を入れていないのが現実。
 今日は週末のゴルフ・レッスン・デイとて、会社を早めに引けて、近所のラーメン・チェーン「味の時計台」で、さささっとラーメンを掻き込んだ後、練習場に駆けつけたのだが、受付で、今日はレッスン・プロの身内に不幸があり、急遽休みとなった、然るに今日の生徒には電話がいっているはずだと言う。
 仕方がないので、自主練習をおよそ400球弱やったのだが(昨日も実はおよそ同数打っている)、家に帰ると、電話はなかったと言う。鞄の底から個人携帯を取り出してみると、なるほどレッスン・プロから留守電に録音されているのだった。
 問題は、自分が日中は会社携帯を使っており、個人携帯をしまいこんでいることなのかもしれない。思えば、個人携帯は本当にプライベートにしか使わないので、プライベート・タイムのあまりない生活を送り、プライベート・タイムでも緊急連絡に備えて、むしろ会社携帯の携行を(おかしな言葉だな)余儀なくされているほどなのだ。
 でも会社携帯はメールが使えないので、i-modeやメールを利用するには、やっぱり個人携帯が必要なのである。そんな風に、個人携帯は、電話という機能を忘れ去り、PCの端末みたいな役割しか果たしていないのだ。こんなに使わないのだったら、携帯の契約をやめようかと思うのは、最近、携帯メールも、ウイルスやいたずらメールの割合が急激に増えてきたことによる。
 それでも時には、友達や、飲み屋のお姉さんからメールが来たり(最近は極めてレアになってきたけれど)するから、それはそれで貴重だ。一ヶ月に一通でも懐かしくて、遠くに住んでいる誰かとの連絡がある限り、個人携帯はマイ・コスト・パフォーマンスを軽くクリアする。
 ものは考えようである。それにしても、関東にいる一人で介護保険生活を送る母親、離婚後に東北地方で再婚を果たしたが心臓を患い何度か救急車のお世話になっている父やらが、緊急入院したりする日には、ぼくはこの連絡網では駆けつけることさえできないな。緊急事態に気づくのは、この調子ではいつも夜中になるだろう。
 いつから、ぼくはこんな厭世的な電波嫌いになっていたのだろう、と、自分の状態に唖然としている。今日の日記には、自戒を込めよう。