シュンの日記なページ

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雇用機会について

 ハローワークを使って、某地方の女性事務員を募集しているのだが、何せ男女雇用機会均等法のおかげで、女性事務職とは募集できず、応募者は何故か男性ばかり。しかも年齢制限の特に上限を入れられないので、50年輩の男の人が、大学卒の新卒初任給の平均よりも安いと思われる賃金条件にでも応募してきちゃう。
 それだけ地方は苦しいともいえるのかもしれないが、性別や年齢での縛りを募集要項に書けないばかりに、最初から企業に求められていない人が沢山応募してしまうという、この不便は何なのだろうか。
 裏技として許されているらしい「現在の当社当該職は全員女性です」とか「店頭フロント、接客、電話応対が主です」などと書かなかった不慣れが、原因でもあったろう。
 しかしそれにしても、企業は不採用の通知を出さねばならないし、応募者はまた次の職探しに向かわねばならないだろう。こんなことでは、双方とも当たりくじはなかなか見つけにくい状況と言わねばらないだろう。
 最近では求職誌の募集広告にも性別年齢を入れられない。性格を特定するのもまずいのだ。
「明るく朗らかな方」では、応募者の主観によってどうにでもなるので駄目なのだそうだ。「明るく朗らかな職場が好きな方」と、「好き」などの表現によって、主観を明確化すればいいのだそうだ。
 なんだかわけのわからない部分で、いやにうるさいのである。住み心地が悪いのである。実にヒステリックな社会なのである。