ＳＡＪバッジテスト

　息子の５日連続スキー検定が今日で終わった。今年は昨年と違って天候に恵まれたみたいだ。家の近所が吹雪で荒れていた昨日の朝も、手稲山に着くと晴れて穏やかだったのだそうだ。そして昨日はジュニア検定ＳＡＪの三級テストを受けたのだそうだ。息子は一回目を失敗したと自信がなさそうに言っていたのだった。
　ここのところ毎朝のように、会社に向かうパジェロの窓から、月寒川の土手に出ると右正面に見えてくる手稲山を意識していた。息子があそこで頑張っているのかなと思って。昨日は手稲の免許センターに行ったから、手稲ハイランドスキー場の白い谷ばかりに目が行っていた。
　今日は帰宅する間、ずっと息子のテスト結果が気になっていた。家のドアをくぐってすぐにテーブルの上に無造作に投げ出されている検定合格証を見つけた。息子に声をかけるとはしゃいでまとわりついてきた。息子も嬉しがり、ぼくも何よりも喜んでしまった。こんなことで心配したり感激したりしているようでは、将来の息子の受験なんて、ぼくにはとても耐えられないようにしか思えないのだが。世の親たちは皆この試練に耐えているのでしょうか？