シュンの日記なページ

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危険な選手

 ギド・ブッフバルトは福岡に天皇杯4回戦で勝った試合後に、J1にはどのチームにも危険な選手がいると言った。J2福岡には危険な選手がいなかったから勝てたとでも言うように。
 今日のシンガポール戦。カズやゴンを召集すると奇想に走ったジーコの馬鹿さ加減はともかく、W杯予選でありながら、日本代表の先発に危険な選手はいなかった。まるでJ2のような代表。鹿島ジャパンと言ってもいい。右サイドは石川でも山田でもなく加地。FWは、永井でも大黒でもなく本山。ゲームメイカーは長谷部でも中村(名古屋の10番ね)でもなく、小笠原。ボランチには鈴木啓太でも阿部(市原の)でも今野でもなく、中田。危険がないよな、このチームには。
 後半途中大久保の投入に沸き立つスタンドがあったのも頷ける。スロー再生の似合う選手はこの人一人だなとつくづく思う。スローにしてゆっくりとビデオで何度でもそのプレイぶりを確認したくなる選手の最右翼がこの大久保であり、五輪代表の仲間であった松井であり、それら代表に入っていないのに浦和ではべらぼうに信頼感を勝ち得ている今のファンタジスタ、永井&長谷部である。復帰してほしい山瀬はもちろんのこと。プロ選手はスロー再生に耐えられる選手でいてほしい。玉田のあたりそこないのゴールシーンが意図どおりのものであったほしかった。
 ジーコは日本を馬鹿にしているか、日本代表監督のスケールには似つかわしくない、鹿島サイズのちゃちな監督なのだ。選手としてはいかに偉大であったとしても、だ。