シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

ナイター

 職場からすぐ近くの月寒川の河川敷にショートコースがあるということを、最近ゴルフに夢中になっている部下の一人が突き止めたところへ、先日厚田村のコースに誘ってくれた取引先の二人が夕方、きちんとゴルフバックを持って出現した。彼らは打ちっぱなしに一緒に行こうというお誘いのつもりだったのだが、こうなったらとショートコースを回る。何と1ラウンド1000円という廉価。
 ラウンドをしているのはなんとわれわれだけ。気温13度という、七月とは思えない寒さのせいだろうか。ブレザーを着たままゴルフをやることになろうとは思わなかった。次第に日が暮れてゆき、そろそろ照明が欲しいので、携帯で管理室に促すと、ああ、暗いですかア? との間の抜けた答。ボールは見えなくなってきつつあるのだけれどもなあ。
 正午過ぎまで雨が降っていたため、グリーンはじっとりと水を含んでいて、とても重たい。遠くでカエルがないているのは、川の流れのせいだろうと思う。でも手稲山や藻岩山のスカイライン、その下に広がる札幌の夜景、R275の橋を照らす照明の列というものを、夜の闇が深まる中に見つめながら歩いていると、札幌の夜の千円ゴルフというのも、なかなかに棄てがたいものを感じる。
 日々は発見に満ちているのである。