シュンの日記なページ

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釧路へ

 昼から出発して、輪厚サービスエリアで高速道路定番のカツカレーを掻き込み、夕張IC経由、日高町の道の駅にて小休止後、日勝峠を越えて、十勝清水より道東道を使い、新しく伸びた本別終点まで走り、山越え。太平洋岸の白糠に至って、しらぬか恋問の道の駅で今度は大休止。
 本州からのライダーが大勢屯して話を弾ませている。彼らは走行中孤独であるせいか、こうして駐まっているときには本当に感心するくらいよく話をする。そういえばあしたの城やトシカの宿の宿泊客でもライダーの方々は車の二人連れなぞと違い、他人との話に飢えているような気がする。
 ちなみにぼくは曇り空の下に波打つ太平洋の穏やかな海面を見つめながら石のベンチに腰を下ろして疲れをなだめようとしたのだが、ソフトクリーム屋の明るい音楽が非常に邪魔である。せっかく、波の打ち寄せる音だけを耳にして、壮大な地球の彼方をぼんやりと見つめようと思ったのに、人間というのは余計なことばかりしてサービスだと勘違いしているのだ。
 夜には、別働隊の若手営業と落ち合い、釧路のおばちゃん炉端焼き番小屋にて酒を飲む。厚岸産焼き牡蠣の安いこと。いろいろなものを食べて贅の限りを尽くしてしまったら、すっごく高くついてしまった。後悔。
 ホテルにてポルトガルギリシアの試合を途中から観戦。なんだか呆気なくも、悔しくもギリシアの手堅いサッカーに葬られてゆく強豪の姿が、無情であった。こんな風にして、今年の夏を熱くさせてくれたユーロ2004は終わってゆくのだなあ、としんみり。