シュンの日記なページ

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大雨

 一日雨がしとどに降る。
 明日は息子が滝野すずらん公園に行くので天気が心配される。小学五年生全員が滝野の宿泊施設に泊まり、キャンプファイアを楽しむらしいのだ。
 そういえば自分も小学五年で臨海学校に行き、そこで初めてキャンプファイアを楽しんだような気がするが、臨海学校ではそんなことはやらなかったのかもしれない。薄れ行く記憶の中でも確かにスイカ割りはやったと思う。内房の保田海岸で日焼けした体で鋸山に登り、迫力のある崖と、寄ってくる猿たちと、四角い幹を持つ奇妙な竹とを見た記憶がある。すべて本当のことかどうか今はわからない。自分の記憶力には意外と自信があるのだけれど。
 臨海学校だというのにそんな山登りをしたことがきっかけになって後にぼくは山登りに走ることになる。その他、鋸山へは長い舗装道路を果てしなく歩かされたこと、海に注いでゆく小川で沢蟹を何匹も発見したこと、その臨海学校へはSLで行ったことなどもついでに言えば沢山覚えている。それだけ印象に強い年頃の不思議体験であったのだろう。
 息子が何か一生覚えていられるような体験を掴み取ってきてくれるかどうか、心もとないけれど、どこかでちょっぴりと期待している。