シュンの日記なページ

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3位

 同じ3位でも1995年に等々力でヴェルディ相手に優勝を逃したときの3位とは全く違う。あの3位の価値は、最低であったレッズが一気に優勝戦線へ駆け上がっていったドラマだった。オジェック監督と不協和音を奏でながらのギドが、ウーベが、ナカシが、ニーニョが、福田、広瀬、堀、福永が闘った夏だった。失神者が何人も出たゴール裏だった。真っ白な夜だった。
 その同じ3位を遠く札幌で、しかも録画で見て、苦手FC東京とは言え、まあそこそこの元に戻った観のある超攻撃的(まるで少しだけポルトガルみたいな)サッカーを繰り広げて、3位を獲った。ここに至る道は、95年のときほど必死だったようには見えなかっただけ、サポも百パーセントの充実を感じていないのではないだろうか。一試合も生観戦していないぼくにはゴール裏の雰囲気はわからないが、今シーズンは、静まり返ったサポの洗礼を浴びたこともあった。大逆転を二度もやられた。それらの試合では、不甲斐なくばててゆく選手たちは気力を奪われたように見えた。
 ホームでのステージ最終節はなぜかレッズはがんばる。サポが後押ししているように見える。サポのいないところでサボる癖が抜けるまでは、レッズに優勝は無理だと感じる、どこか淋しい3位……なのである。
 (達也の元気のなさが心配だ。平川があそこまで今野のマークに何度も失敗したということも心配)