朝帰り
小樽市のケアマネージャー研修会に参加。夕方早めに着いたので小樽公園入口にある小樽ミルク・プラントでソフトクリームを食べる。有名な店でとても混んでいて、それだけに美味しい。
研修会の場所は医師会館の四階講堂。山側の窓からは天狗山に続く急な緑の斜面が見える。海側の窓からは小樽駅方面、海、オタモイあたりの高台が見える。すぐ窓の下の小学校は坂の中腹にしては広いグラウンドで、子供たちがサッカーをやっている。
講演が終わってから札幌に帰り、麻生で降ろしてもらって、ひさびさとり千へ。マスターは最近、横山秀夫、垣根涼介、船戸与一に凝っているそうである。徐々にこちら側の趣味に引き寄せている感じはあるのだけれど、海外ものは読まない。
FADVも国内小説に比べて海外小説の感想が減っている。海外小説ファンが揃っていた十年前とは、いつのまにか構造が逆転した。
二軒目の店を出ると、すっかり明るくなっている。北海道では今の時期、夜は21時から2時ってところか。まるで白夜だ。緯度が高いということを感じるなんて、酔って朝帰りでもしない限り、あまりないことである。