シュンの日記なページ

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Hot Food

 札幌の冬の気温は-5度から+−3度程度を推移する。先週0度を上回ってプラスに転じたときには、いよいよ春と感じたものだった。昨日も今日も、乾いた道路を久しぶりにプレッシャーなしに走り、何の躊躇いもなくブレーキをかけ、ああ、やはり春だと、感じたものだった。
 ちなみに北海道は広く、太平洋側は基本的にあまり雪が降らないし、積もらない。日高や釧路では冬でも乾いた道路というのが、驚異的に魅力だ。北見も同じ。正月に雪の石北峠を越えると、乾いた道路の街北見に下りてゆく。ただし、雪がなくても北見や釧路の冬は-10度以下のところで推移する。雪の札幌に比べれば、まさに眼も凍るような気温だ。陸別あたりでは連日-20度越えも当たり前で、こうしたところでは外を歩くにも頭全体を何かで覆わねばならないほどの過酷な寒さなのだ。まあ、ぼくらが冬山では当然のごとく目出帽をかぶっていたようなものだ。
 さて今日の札幌は、何と今年に入って二度目の-10度を下まわる寒気。乾いた道路に、ひどい寒さ。まるで北見のようになった札幌。午後にはちらっと雪が舞い、道路が白くなった。
 家に着くと、今夜はキムチ鍋。牡蠣入り。ついでに明太子の生がタッパーに入って豊富。うう、これを焼酎のお湯割。すっかり冬に戻りながら何とも温まるフードに囲まれて、どうでもいいようなTV番組を見る。外は寒気。これが北海道のおそらく標準的な夜なのだと思う。これ以上ないほどに有り難いのが、熱い食べ物とアルコールというわけ。寒さも、けっこう悪くない。