代償
昨夜から腹痛に苦しんでいる。時折り襲いかかる激痛。昨夜鍋に放り込んだ牡蠣が原因であるのかもしれない。例えば二枚貝のホタテの場合肝には多くの毒素が含まれて非常に危険だと言うので食べない。同じ二枚貝の牡蠣の場合も肝の部分は大きいように思うのだが、これはここが美味いので食べている。そこに、いわゆる「牡蠣に当たる」ということの秘密が隠されてなどいないだろうか?
昨夜は同じように食べた家人が平気で、ぼくだけが激痛に襲われたのだが、前夜の飲み過ぎで痛めつけられていた大腸が、普段なら消化してしまう菌かなにかにやられてしまったのではないだろうか?
何を隠そう、ぼくはこれまで牡蠣に当たったことが一度もない。なので、この痛みには驚いた。そういう日曜日に限って休日出勤であった。仕事場の内装工事の立ち会いなので、楽な一日であれ、拘束はされる。この振替休日として、ナビスコカップ決勝を見ることもできるのだから、いたしかたないところなのだが。
美味しいこと、楽しいことの代償だと思って、今夜も弱まりこそすれ、まだ消えて終わっていない腹痛を抱えてゆくしかなさそうだ。ううむ、痛い。