シュンの日記なページ

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黄葉

 北海道は紅葉ではなく黄葉だ。その黄葉を見に豊平峡へ出かける。朝里温泉から入って、まずは朝里ダムの黄葉を楽しみ、札幌国際スキー場の前を素通りして(一ヶ月後にはスキー場をオープンしているはずだ)、さっぽろ湖の黄葉を楽しむ。その後定山渓温泉に出て、豊平峡へと入る。駐車場に車を停め、電動車に乗って豊平ダムへ。勧告客でいっぱいのダムに、大きな岩と黄葉が見事。とうきび焼きを頬張りながら、電動リフトで上のレストハウスで登り、歩いて展望台へ。
 帰りが凄まじかった。国道への合流点までおよそ二時間の渋滞。誰もが短い秋を求めてここに入ってくるのだ。もう一二週間後には雪で閉ざされてもおかしくはない土地である。
 そう言えばレストハウスではジンギスカンを売り物にしていたが、札幌の人間はなかなかそこに腰を落ち着けようとはしていないように見える。ジンギスカンは我が家で食べるものだからだと思う。北海道のどこへ行ってもジンギスカンで事足れりと考える観光事業が多いように思う。内地の客を呼び込むことはあっても道内観光客にそっぽを向かれる。
 豊平峡レストハウスの陳腐さに差を着けるように、国道に近いところで名露天風呂を売り物にしている豊平峡温泉が実は素晴らしい。売りものがインド人の本格カレーなのだ。おかげでここは観光客が来るところではないけれど、札幌の日帰り客で始終混んでいる。ぼくはまだここのカレーを残念ながら食べたことがないので、いつも虎視眈々と機会を窺っている次第。