シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

お盆

 世の中は明日からお盆休みというところが多いみたいだ。道路には無闇に飛ばす妙な自動車が多くなり、真夜中には遠く暴走族たちのクラクションの音が吠える。今年は墓参りにもゆけないのだが、帰ってきた息子と今日ひさびさの(一週間ぶりの)再開。おばあちゃんの家から帰るといつもわがままになっている息子が今日はふざけてぼくを蹴ったので、思わず頭に来てしまい、頭をひっぱたいて泣かした。親に力をこめた蹴りや拳というのは、もうそろそろ禁止にしてもいい頃だろう。小さいうちはその元気さが嬉しいものだが、アニメやテレビでームで妄想の中に培われた暴力的なイメージには、それなりの痛みが伴うことを父親は教えてやるべきだと思う。親に簡単に手を出すような子供には育てなくないし、何よりも親に叱られる悲しみを味わって欲しいとぼくは思う。
 教育上こちらも冷静に叱っておくべきだとは思うのだけれど、やはりどこかで感情が沸き起こり子供に向けて真っ向から怒りを浴びせる。そういう親子の絵図があってもおかしくはない、という気が最近になってするようになった。
 世の中は厳しい。冷静な人々ばかりに囲まれて生きるわけではないし、かと言って荒んだ心を持って欲しくもない。適度な優しさ、適度な感情の浮き沈み。人間らしくあれ、とぼくは思ってしまうのだ。
 息子は今、遅い月が見えるまで、何度も外に出て待っている。例によって星と月の位置を記録する宿題がなおも続いているらしい。