シュンの日記なページ

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図書館の問題

 図書館にはメリットがいっぱいある。そこらの書店で売っていない古い本を見つけることができるし、第一積ん読本が家に増えてゆかない。でも何故か図書館は文庫本に対しては冷たい。国内物はハードカーバーからの年落ちものが多いのでどうでもいいのだが、海外翻訳物はどうしたって文庫本のほうが多いのだ。とりわけミステリというジャンルにおいては。
 図書館で人気書籍をリクエストしても三ヶ月くらい待たされるということもある。あまりに話題になりすぎた横山秀夫の『半落ち』が予約後三ヶ月で順番が回ってきたとの連絡を受けて借り出しに出かけると、帰ってきた途端予約後三ヶ月の同じく横山秀夫『顔』が入ったとの連絡。勘弁してくれ。
 海外翻訳物はさほど待たずにも順番が回ってくるのだが、それでも昨年の『このミス』上位本などは随分待たされる。国産人気作家はもうほとんどすぐに読める状態ではないという現実。これが図書館の不便さだ。かと言ってわざわざ買ってまで読むような本も国産の場合は多くはないと思う。はっ!(と不意に気づく) 
 だから国産本は図書館で人気があるのか。