シュンの日記なページ

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追込

 ディック・フランシスの作品のタイトルではないのだけれど。
 春先に、小説を書き始め、今追い込みに入っている。春先にさっと書き上がるならその時期なりの有名なミステリー大賞があったわけだが、六月となるとオール読物新人賞くらいしかなく、あとはエンターテインメント系のいい大賞、新人賞は秋までないのである。もしかしたら、いっぱいあるのにぼくが知らないだけなのかもしれない。
 自分が何かの新人賞を狙ってその時期に応募するスケジュールというのを特に組んで書いているわけではないのだけれど、今のぼくの立場としては賞狙いでゆくならば、今月末までの応募を狙うのである。となるとそれなりに最後の部分を書き、続いてラスト・チェックに入らねばならない。ぼくはラスト・チェックがけっこう時間を食うと思っているので、だいぶ早いうちに終章までとりあえず辿り着いておきたいのだ。
 でも長編を書いた経験がないというのは、このあたりのペースがわからないということでもある。今のペースで六月末応募ができるのかどうか、よくわからないのだ。
 かといって書き急ぎというのがいいかどうかも問題がある。
 こうしてみるとプロの作家というのは〆切やら雑誌連載などを同時に何本も抱えていて、そこから本と言う形にまとめて商品化してゆくわけだから、相当のプレッシャーを抱えているのだろうということが類推できる。と同時に、駄目本が多いのもよくわかるなあと。日本の出版事情と作家の忙しさというのを具体的に知っている人がどのくらいいるだろう。日本の作家というのは一日に何枚書くのだろうか? 年にどれくらい書くのだろうか?
 小説を職業、仕事として考える場合のスケールがわからない、というのが正直なところなのだ。うーむ。