紅葉の千畳敷カール
雨の東京を出発したが、最近晴れ男のぼくは、天気予報も覆す力を発揮し、数日ですっかり紅葉の深まった千畳敷カールを体感したのだった。
いろいろ苦労はするし、給料も安いが、対価も大きい。
宿泊添乗の夜
信州の酒は美味く、今夜は酔園をちびちびやりながら、ポケミスの『捜査官ボワンカレ』を読んでいる。リヨンに住むインターポールのフランス人捜査官の手厳しすぎる試練の話だ。その辛さに耐えられず、ときどき山葵入りチーズを齧る。そして酒をなめる。
ぼくの手に入れた仕事は大変やり甲斐があるので、ひさびさに欠席した埼スタで、しかもダービーでレッズが快勝したと聞き、そこにいたかったなあ、とつくづく思う。
と、同時に今日安曇野に夜を過ごしていることを大切に思う。
というわけで、独り、レッズの勝利に、今日の自分のあれこれに、ささやかな祝杯をあげている、というわけで。
よかった、よかった。