宮城での墓参
父の七回忌に、宮城の北端まで日帰りで行ってきた。
父の再婚した奥さんの兄弟も人数が減ったけど集まってくれた。帰りに米、仙台みそ、きゅうりの漬物などなど持たせてくれた。義理の何たらはつくけど父を介してみんな親戚なんだな、と改めて実感した。
栗駒山の見える丘にある墓地。あいにく今日は薄曇りだ。昨日墓の掃除にきたときには雪のある栗駒山頂までが綺麗に見えていたのだという。それは残念。
墓碑に刻まれた父の言葉は生前にこの墓所を買い、亡き次男(ぼくの弟)の骨を入れたときのものだったろうか。
「栗駒の四季ふところに悠久の雲を見る大川口の丘」とある。
今年正月に来た時に未除雪で、雪まみれになりながらも、とうとう辿り着けなかったこの場所。目印の田んぼの水車を見るにつけ、この近くまで来ていたことが改めて確認された。冬は厳しく夏は涼しい、やはり関東からはだいぶ離れた場所なのである。