エスカロップ
昨日食べ損ねたエスカロップが、根室市内のあちこちで扱われているのは知っているが、探すのが面倒くさいので、最初から扱いがわかっている市役所の地下食堂に入る。看板は地下大食堂と書いてあって、実際には昔ながらの社員食堂みたいで、客は誰もいない。ちょうどエスカロップを女子更衣室に運んでいるウエイトレスの姿。ほのぼのしている。
食堂でぼくのみエスカロップを食べ、妻はおにぎり。どちらについて来たのか、あら汁が美味しかった。エスカロップは、筍を混ぜたバターライスにとんかつを乗せて、デミグラスソースをかけたもの。漁師たちが力をつけるためにハイ・カロリーのものをと供されたのが初めてらしく、今では根室のソウルフードとして、市内のあちこちに普及している。いわゆるB級グルメとして知られる。
もう少し大盛りだとよかったのだけど。