シュンの日記なページ

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シネマ・ウィズ・マイ・サン

アウトロー 上 (講談社文庫)アウトロー 下 (講談社文庫)
 息子に映画と本の誕生日プレゼント。映画はMOVIXの20日サービスデイ1000円なので誕生日から4日遅れたこの日に。
 けやき広場の「心」でスープカレーを食べながら、札幌を父子で懐かしみ、そのあと、映画館へ。サービスデイなので行列を成しているが、こちらはメンバーズ・ネット予約なのでガラガラのマシンでさっと発券。
 息子のリクエストにより見た映画は『アウトロー』。ジャック・リーチャーという流れ者ヒーローのシリーズものをトム・クルーズが演じているというのに、ぼくには少し古い感じのB級タッチが臭く感じられたのだが、息子の方がとても楽しんだみたい。後で公式サイトを見たら、少し時計を戻した感じの映画に作ったとあるから、臭いと感じたものは作り手の意図したものだったのであるか。
 ロバート・デュバルがとっても懐かしかったのと、ヴェルナー・ヘルツォークなんてドイツ映画の名匠監督が悪役で出演しているのに驚愕したのと、この辺はこの映画の収穫。ヘルツォーク映画といえば、シネマスクエア東急で見た、クラウス・キンスキー主演の『フィッツカラルド』がなんと言っても懐かしく凄かったものである。
 寒風の中、手袋も履かず(←北海道弁では手袋を「履く」という)に自転車でやってきたという息子に別れを告げ、青く透き通った空を仰いで、次の用事へと頭を切り替えるぼくであった。