シュンの日記なページ

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危険な帰路

 次に、父の墓を訪ねるが、道がよくわからない。除雪が行き届いていず、道が途中で終わる。近隣の人に訊いて山道を登ってみるが、旧跡かなにかの墓所であり、普通のお墓ではなかったことに唖然。足の悪い妻を気遣いつつ、急な山の斜面を雪に足を取られながら上り下りする悪戦奮闘の時間が、あまりにも唐突で面白く、かえって妻は、この珍しき体験に喜んでいる次第。
 実は、忘れ物がいくつかあり。まず鴬沢の義母のところに妻が携帯を。大晦日に宿泊した鳴子温泉の紫雲峡にぼくが指輪を。それぞれの回収に回る。
 途中、車が回転し、水路に落ちるかと思う危険が一つ。峠で一度、国道での回転が一度。三つも回ってしまい、タイヤを確認したところ、スタッドレスの切れ目が完全に磨り減って夏タイヤ状態となっていた。遅きに失したが、イエローハット古川店でダンロップの新品に付け替え一時間。やれやれの宮城旅とあいなった。妻にはいい思い出となったと思うけど。
 お弁当の残りを啄んで、高速に乗り込むが、さすがに車の台数が多い正月二日目だ。坂の上り下りとカーブの多さに苦労し、安達太良高原SAで唯一の休憩とし、東北道南半分を走り切った。
 見沼の実家でパジェロをビートルに乗り換えたのが16時。一般道で荒川区にある妻の実家に走る。
 夕食は、妻の実家にて妻の親族に囲まれて、豪華おせちと寿司のご馳走。帰りの運転は妻任せなので、酒を飲まない家族の中で、ぼくだけがビールをご馳走になる。
 帰りの妻の運転にて今日という長い一日がようやく終えようとしている。面白かったね、楽しかったね、妻が何度も繰り返す。特に三回も車が回ったことが印象的だったみたいである。
 やれやれ。
 ともあれ生還。