シュンの日記なページ

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流星群の夜

 今日は黎明祭の夜だ。
 ぐずぐずしてたら、出発が遅れてしまった。
 パジェロのキーがなかなか見つからなかったのが痛い。
 関越道をたどって谷川岳の麓に着いたのは、22時半頃。到着すると、今日の登山で疲れ、既に眠っている人たちのテント、そして起きて待っていてくれた人たちの座るキャンピング・チェアが、巨大な焚き火を囲んで、寒い中、静かに輪を作っていた。
 巨大な焚き火というか、巨大な焚き木は、先ほど、ぼくが遅く到着することを知って、夜だというのに河原に下りて、流木を拾ってきたものだそうだ。こんなに重そうなものを一体どうやって拾ってきたのだろうと想像するだに申し訳なく思う。
 おでんと煮込みが作ってあり、これをつつきながらビールを飲む。体の芯から冷え込むように思うが、気温は11度くらいだ。
 真夜中も1:30を回った頃、眠りに就いた。パジェロの座席をフル・フラットにしてシュラフに潜り込む。寝苦しい感じがしたのは一瞬のことで、すぐに眠りに入った。
 夜中に尿意を催し、外へ。西黒沢にかかる橋に歩いてゆくと、満天の星になっているではないか。しかも、りゅう座流星群が最も観測される時間帯の4:30頃。早くて素早いペルセウス座流星群を思い描いていたのだが、ゆっくり横に移動する光点が何個か見えた。飛行機の音はしないから、流星ではなく、UFOかもしれない。もしそうだとすると30年ぶりの目撃になるのかな。そんなことを考えていたら、朝着の車がヘッドライトをつけて入ってきたのと、そもそも朝が近づいて空が白んできたのとで、流星群劇場は終了した。
 目撃したものがなんだったのかよくわからないまま、また忘却の眠りに落ちて行った。