未明の3:30頃出発。
トンネルを抜けると雪国だった。
新潟も雪だ。また道を間違える。新潟中央ICで降りてしまうので、早すぎるのだ。 何とか新潟港を出航。
防波堤を出た途端に船は揺れる。大型低気圧が東にあって強力な北西風が吹いているらしい。北上するにつれ揺れは弱まる。
夜22:00近く、風呂に入ると、湯船の湯量が異様に少なかった。揺れでお湯が外に出てしまったのだろう。
夜中になって本が進む。
浅田次郎『マンチュリアン・リポート』読了。張作霖の最後、即ち満州事変を、二つの特異な視点から見つめた、『中原の虹』の読者には必読の一冊。とりわけ爆破される汽車が語るモノローグがいかにも浅田節である。