シュンの日記なページ

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30年

crimewave2008-10-11

 サザンのライブを途中からWOWOWにてチェック。思えば同世代。同じ学生でありながら、華のあるデビューを飾ったサザンの話題を蔵王の山小舎でスキーの後の宴会を開きながら始めたのが、本当に二十歳を過ぎた頃。それから同年代のぼくは30年を過ごしたということか。サザンはどんどん演奏もうまくなり、学生時代の仲間たちそのままで継続していった。原坊ともちゃんと桑田は結婚した。原坊は今何だか若返って綺麗になった感じがする。ある幸福がもたらすいい表情をテレビでも見せてくれた。
 桑田は歳を取ったが、他人事ではない。サザンの曲名だけでぼくの側も人生の節目節目の短篇小説が書けると思う。新婚旅行で訪れた羽幌のサンセットビーチでかかっていた『オー! クラウディア』、新居としてマンションを買ったバブル(今は売り払った)直後に、車の中で聞いた『エロチカセブン』、会社の忘年会として出かけた温泉ホテルのカラオケで歌った『ミス・ブランニューデイ』、大々的な防災訓練の後、浦河の看護学生たちと一緒に歌った『TSUNAMI』。自分の人生にいろいろなサザンの曲が絡んできたように、多くの人にそれぞれのサザンがあるんだろう。アーティストが長く継続している、ということはそういうことだ。