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再会

crimewave2007-05-25

 救急医療をライフワークとする医師、松原先生と、とある会合にて四年ぶりに再会できた。前職時代にさんざんお世話になった人だ。日本開催ワールドカップの化学テロ対策の折にもいろいろとコラボレーションがあったりもした。お互い今は、救急でも災害でもなく、福祉の分野に籍を置く身ではあるが、松原先生の救命指導に関する公判は今もなお続いており、彼の闘いは続いている。先生の意思、考えについてはこの夜も、果たして当時のまま。微塵も揺るぎなかった。尊敬する医師だけに、こういう人との再会、そして変わらず闘い続けている表情に再会すると、やはりほっとする。こういう人がいる限りは、日本の医療も捨てたものじゃない。

 札幌に救急医療の革命をもたらして、消防局や歯科医師会に救急医療の初期段階を指導し、市としての取り組みを変えた人である。札幌市の救命率は10%超。これは世界レベルの数字であり、日本国内では他に類を見ない。そのプライドを胸に今も闘い続ける。懐かしい人々の話を報告しながら、束の間、酒を呑み、最後に力強い握手を頂いて、帰途についた。

※写真は、松原医師が札幌私立病院救急部長時代に書いた本「救命」
※現在、公判中の、松原医師を応援するサイトはこちら