シュンの日記なページ

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デリカシー欠如

 amazonからこんな困ったメールが届く。

本日配送業者より、ご登録のお届け先を見つけることができず、ご注文商品をお届けできない旨の連絡がありました。商品は現在最寄りの日本通運ペリカンセンターにてお預かりしております。

配達担当者の住所確認が不十分であった可能性もありますが、再度お届けに伺う前に、お手数ですが、アカウントサービスより、ご登録のお届け先(町名、番地、建物名、お部屋番号、お電話番号)をご確認ください。

ご確認いただきましたら、下記のURLからお近くの営業所を検索のうえ、「正しいご住所」と「お受け取り可能日」を最寄りの営業所まで直接お知らせください。

 ぼくは日々amazonを使っているのだが、こんなメールが届いたのは初めてだ。届け先は初期設定で登録されており、それを変更しない限り、届け先が変わるなんていうことはあり得ない。

 ペリカンにTELし苦情を言う。住所を聞かれ住所を答える。荷物を確認しますとの回答の後、長い待ち時間があり、その結果として相手オペレーターの答。「お荷物に書かれている住所とお客様の言われた住所は同じとなっています」ぼくは答える。「当たり前でしょ」オペレーター「この住所が空き家であるというようなことはありませんか」ぼくは声に怒気を含ませて答える。「私は自分の住所を確認しているんだよ。空き家のわけがないじゃないですか。なぜこんな風になっているんだよ。すぐに荷物を届けてくれ」オペレーター「はい、では上司に確認し、後ほどお届けが可能かどうかご連絡いたします」

 一時間後、夕食中にインタホンが鳴った。戸口に年配の男性が出現。両手に荷物。腰を深々と下げ何度も謝罪している。理由を説明し始める。ペリカン便の臨時配達員(年末だけのバイト)が、配達先として住所の確認を怠り、最近引っ越していった隣家をこの住所だと思い込み(もちろん番地は違う、下一桁だけだけど)、宛先は空き家だったとして集荷センターに持ち帰ってしまったそうである。

 ぼくは受領書にサインをすると、ドアをがちゃりと閉じ、冷気と間抜け面との双方を零下の戸外へと追放した。