2005-07-03 『サイン』 ナイト・シャマラン監督の宇宙人侵略もの、というだけで少し興味が湧く映画。実際にはホームドラマのサイズで観る人類最大の物語なのである。侵略そのものは題材に過ぎず、映画の核は、個人の再生、家族一人一人の絆の再構築にある、といったあたり、この監督がいつも拘り続けるところなのかな。とても新鮮な視点で見ることのできる、低予算SF(なのかな?)であった。