パチンコ

　同僚たちに付き合ってやりたくもないパチンコ屋に入る。スロットなるものに手を出したが、何がどうなっているのかわからず面白くないので、パチンコ台に移動する。閉店間際なのに、球が出始めた。沢山出るわけではない。やめられないだけだ。切りのいいところで諦めて景品をもらい、交換所に並んだ。お婆ちゃんが後ろから話し掛けてくる。今日のパチンコの成果について。そういえばバチンコ屋と言うところはお婆ちゃんが話し掛けてくるところだったっけな、と十年以上昔の一時期に足を運んでいた時代を思い出した。今もその文化は少しも変わっていない。