シュンの日記なページ

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平日の医者

 うちの職場は多くの人が平日に時間を設けて医者に通うので、今日はぼくも真似をしてみることにした。
 昨日は二人が午前中、医者に寄ってから遅れて会社に来た。ボスも月に一度何も言わずに札幌医大に通院する。今日は管理職の一人が検査のために有休を取り、一人は風邪で振り休を取った。ここまで周りの父健康頻度が高いとなると、ぼくだって血圧の薬をもらいにゆくくらい何でもないだろうと思えてくる。何と言っても血圧の薬はこれを欠かすと、ぼくは血管が圧力に負けて破裂し、脳卒中を起こすかもしれないのだ。悪くすれば死んでしまうことも。
 というわけで、やむにやむなく、ぼくは職場の皆に、ちょっと医者に行って来るから、と言い置いて出かけてゆく。
 今日は休みか? と医者に言われるが、ネクタイに背広だぜ、こっちを見てくれ、先生、と言いたいところだ。医者はこちらを見もせず、診察室に入ったときからカルテに今日処方する薬の名を書いている。馴れと言うのは恐ろしいものだ。
 採血をするときに年上の看護婦から、いいネクタイだねえって感心される。これは確かにポール・フレデリックが今よりずっとネクタイに力を入れていた頃、インターネットではなくカタログによる個人輸入で購入したなかなかお気に入りのネクタイである。血管を注射針でまさぐられながらネクタイを褒められるというのも、なかなか乙なものである。
 平日の医院を出ると、大粒の雨が今にもやってきそうな昼時の曇天。麻生、行きつけのとり千で、ランチを食べてから帰った。
 重い空からしっかりした雨がどさどさと落っこちてきたのは、夜になってからのことだったけれども。