シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

暴風

 午前中は穏やかだったのに、夕方札幌を暴風が吹き荒れた。町中ではパチンコ屋が旗を片付けていた。旗竿自体はなんでもないのだが、それを刺しているコンクリートの塊までが歩道を転がり出すのだ。焼肉屋も幟をしまいこんでいる。そればかりか、歩道に並んだ自転車が将棋倒しになっている。
 室内に据えつけられている換気扇が狂ったように回り、天井裏では電線かなにかがブーンブーンと異様なうめき声を挙げていた。風は吠えて、窓から見下ろすと人々がその風に立ち往生しているのがわかる。それでいて気温は軽く25度を越えていて、蒸して暑い。北海道らしくない。
 温帯低気圧アリューシャン方面に抜けて、南西からの湿った強風が石狩湾から舞い込んできたのだとは、帰宅して天気図を見てわかったことだった。帰宅したときには風はすっかり収まっていたけれども。